有限責任中間法人 薬学教育協議会
お問い合わせ サイトマップ

文字サイズ変更文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大
ホーム薬学教育協議会についてトピックス会議日程議事録病院・薬局実務実習調整機構
ホーム > 議事録 > 第8回病院・薬局実務実習地区調整機構 委員長会議議事録

議事録(病院・薬局実務実習調整機構)


第8回病院・薬局実務実習地区調整機構 委員長会議議事録
議事録一覧へ戻る
日時 平成17年8月4日(木)午後2時〜4時30分
場所 日本薬学会長井記念館1階C会議室
出席者 松原和夫(北海道地区)、仲川義人(東北地区)、宮本悦子(北陸地区:代理)、緒方宏泰(関東地区)、平野和行(東海地区)、掛見正郎(近畿地区)、吉富博則(中国・四国地区)、大石了三(九州・山口地区)、百瀬和享(中央調整機構)、児玉孝(日本薬剤師会)、森昌平(日本薬剤師会)、安岡俊明(日本病院薬剤師会:代理)、望月正隆(薬学教育協議会)、井村伸正(薬学教育協議会)、辻章夫(薬学教育協議会)


 会議開催に先立ち、委員長より高見専門家(文部科学省高等教育局医学教育課)が陪席することが報告された。


■報告事項
1. 第2回新薬剤師養成問題懇談会報告
第2回懇談会が6月14日に開催され、各代表から6年制へ向けての取り組みの現状について報告されたのち、以下の事項が検討された。
1) 実務実習実施時期、期間およびその対応について次の通り確認された
 
(1) 実習期間は、病院および薬局各2.5ヶ月を標準とする。
(2) 実習時期は、5〜7月、9〜11月、1〜3月とし、いずれの時期を利用するかは地区に任せる。
(3) 日本薬剤師会および日本病院薬剤師会は上記のことを標準として受入病院・薬局における体制整備等、実習の円滑な実施に向けて協力する。
(4) 薬学教育協議会の地区調整機構はこれを標準として各大学と病院・薬局との調整を行う。
(5) 各大学は、これを標準として実習カリキュラム策定を行う。
2) 各機関から提出された協議事
 
(1) 実務実習について
実務実習の費用
  入学志願者募集要項作成のためにも早急に決定して欲しいとの要望が出された。ワーキンググループを設置して討議する案が提出されたが、行政はこの事に介入できないと文科・厚労両省から発言があった。なお、会議の席上では、ワーキンググループ設置までには至らなかった。
実務実習の対応、現状
実務実習の実施体制の整備
  薬学教育協議会が中心となって体制整備をすべきとの発言があった。
実務実習のカリキュラムの検証
  日本薬学会薬学教育改革大学人会議(大学人会議)がコアカリキュラムを策定してきたので、この作業を継承する。
(2) 共用試験のあり方、準備状況の説明について
(3) 私立薬科大学経営者に対する中央機構の説明について
(4) 第三者評価の進め方(案)について
2. 日本薬学会大学人会議議事要旨報告
共用試験関連、実務実習開始前の臨床能力評価方法に関する調査研究および薬剤師養成を目的とした大学教育に対する外部評価システム構築のための基盤研究に対して、平成17年度科学研究費補助金(基盤研究C)が与えられることになった。
1) 実務実習指導システム作り委員会
  アドバンストワークショップ形式で実習の評価、評価方法案の作成を目指して作業を進めている。
2) 共用試験委員会のあり方
  大学人会議は、共用試験あり方委員会と共用試験内容検討委員会を設置し、それぞれの実施に向けての総意の獲得をした。またCBTの検討作業を終了し、全国薬科大学長・薬学部長会議に引き継がれた。
3. 全国薬科大学長・学部長会議の報告
7月19日に会議が開催された。
1) 共用試験について
  CBTについては、全国薬科大学長・学部長62人全員が賛成したが、OSCEについては具体的な内容が明らかになった段階で承認することになった。
2) 実習経費について
  実習経費の現状を調査する。
3) 教員の配置について
  大学人会議の実務実習環境整備委員会で検討した結果をうけて、これを新薬剤師養成問題懇談会および全国薬科大学長・薬学部長会議に上げることになった。
4. 日本薬剤師会の取り組みについての報告
1) 実務実習に対する基本方針とその周知徹底について
  5月16日に全国会議を開催し、47都道府県会長および実務実習担当者に日本薬剤師会としての実務実習に対する基本方針とその周知徹底について伝えた。今後は、ブロック単位(日本薬剤師会のブロック単位ではなく調整機構のブロック単位)で基本方針の周知徹底を行うよう指示した。ブロック会議は、現在進行中で、9月までに全ブロックでの説明会を終了させる。既に、九州・山口、関東、東海ブロックが終了し、北海道、近畿、東北、北陸ブロックの順で説明会を開催予定である。中国・四国ブロックは調整中である。同時に全国98,000人の会員全てに対して日本薬剤師会雑誌を活用して啓発活動を行っており、CBTについて既に説明済みである。
2) 認定実務実習指導薬剤師の養成について
  薬局実務実習の質を担保するために、ワークショップによる6年制教育のための認定実務実習指導薬剤師養成を日本薬剤師研修センターと協同で開始した。
5. 「薬学実務実習施設の調整実施承諾書」発行状況についての報告
全国薬系大学の6年制申請にあたり、各地区調整機構委員長が承諾し大学別人数について委員長より呈示された。中国・四国地区の数値に誤りがあることが指摘され、訂正した。なお、内容が確定的でないことにより資料を回収した。


■協議事項
1. 6年制長期実務実習について
6年制長期実務実習実施に係わる諸問題について意見が交わされた。
1) 地区調整機構事務局について
  日本薬剤師会より地区調整機構事務局の設置と運営経費を薬学教育協議会会費に加えて各大学より徴収して地区に分配して欲しいとの要望があった。また、薬学教育協議会としての地区調整機構の運営に対するスタンスが明確でないとの指摘があった。しかし、中間法人としての税法の問題および地区毎に事情が異なる等の問題があるため、結論には至らなかった。
2) 調整機構と調整機関の統合について
  児玉副会長より、現在、関東地区以外は地区調整機構と薬局実習を調整する地区調整機関が並列して存在するが、来年4月を目途に統合したい旨の発言があった。
3) 薬局実務実習の現状について
  薬学教育協議会が調査した平成16年度大学別実務実習実施状況によると、病院で実習した学生の延べ人数は8,983人(ほぼ100%履修)に対して薬局の場合は3,847名であった。薬局実習は6年制実施時に必修となり、現在より実習生は大幅に増大するために実務実習未経験の薬局にもお願いすることになる。そのため、未経験薬局には今のうちから経験してもらう必要がある。地区調整機構を介して各大学に薬局実習を増やすよう指示して欲しい旨、委員長より要望された。

薬局での実習期間を現状の2週間から2.5ヶ月に順次移行して欲しいとの意見があったが、現状のカリキュラムでは困難であるとの意見が出された。なお、実習期間延長に伴う実習費増大については、全国学長・理事長レベルでの協議では結論が得られないので、地区毎に行うと効果があるとの意見が出された。
4) 受け入れ態勢について
  前回会議で井村常務理事より、6年制の長期実務実習実施に先立ち9月をめどに実務実習のシミュレーションを実施して欲しいとの強い要望があった。これに対して実施が困難との意見がだされた。なお、受入施設の確認は、各地区調整機構が行うこととした。
5) 実習経費について
  現在、大学人会議の環境整備委員会が検討中である。日本薬剤師会など多くの機関でも実習経費の算出を行っているが、統一した回答はない。実習指導料については、独占禁止法もあり、また、大学によっても状況が異なることから、必ずしも均一な額を設定する必要がないとの意見が出された。なお、新薬剤師養成問題懇談会の席上、行政はこの件について直接関与しない方針であることが告げられている。
6) 6年制実施に向けての行政からの財政的援助について
  6年制実施に向けての文部科学省からの財政的援助の要求案が出されたが、文部科学省としては、平成22年が実施年のため、平成21年度にならないと予算計上は無理との回答があった。
7) 認定実務実習指導薬剤師の養成について
  日本薬剤師研修センターが厚生労働省の助成で、ワークショップによる7,000名の認定実務実習指導薬剤師の養成を計画している。しかし、7,000名を養成することができるか、7,000名では不十分ではないかとの疑問がだされた。
2. その他
1) 地区調整機構委員会に係わる経費について
  委員長より、地区調整機構委員会が会議を開催するための経費は、全て薬学教育協議会が負担するとの発言があった。
次回(第9回)は10月20日(木)に開催予定である。

以上

議事録
社員総会
理事会
病院・薬局実務実習調整機構
 
ページ上部へ
Copyright (C) 2004-2008 Council on Pharmaceutical Education, All rights reserved.
定款 協賛事業